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咳が止まらない、痰が絡む、息苦しい…。このような症状が見られる場合、もしかしたら気管支炎かもしれません。気管支炎は、放っておくと重篤な病気につながる懸念があるため、正しい知識と早めの対処が重要です。こちらでは、気管支炎の主な症状や危険信号、原因、治療法などを解説いたします。ご自身の状況に合った適切な治療法を見つけるために、自由が丘周辺で内科をお探しの方もぜひ最後までお読みください。
気管支炎は、空気を肺に送る役割を担う気管支に炎症が起きる病気です。この炎症により空気の通り道が狭まり、呼吸に関わるさまざまな症状が現れます。
気管支炎になると、以下のような症状がよく見られます。
最も一般的な症状です。初めは乾いた咳が多く、次第に痰が絡む湿った咳に変わることがあります。
初期は透明や白色の痰が多く、炎症が進むと黄色や緑色に変わり、粘り気が増すことがあります。
炎症が強い場合、発熱が見られます。微熱から38度以上の高熱まで、熱の程度はさまざまです。
炎症で気管支が狭くなるため、呼吸がしづらくなります。特に運動後や夜間にゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴が現れやすく、息苦しさが強くなることがあります。
咳や発熱が続くことで体力が消耗し、倦怠感や疲労感が強くなります。
風邪と似た症状が多いため、自己判断で放置してしまう方も少なくありません。しかし、適切に治療しないと、肺炎などの合併症を引き起こす可能性があります。異常を感じたら、早めに内科を受診しましょう。
気管支炎は自然に回復することもありますが、症状が重くなったり、合併症を引き起こしたりすることもあるため、注意が必要です。内科の受診を検討したい症状として、以下が挙げられます。
38度以上の高熱が3日以上続く場合、肺炎などの合併症が進行している可能性があります。
息苦しさや呼吸が速く浅くなった場合、酸素不足が考えられます。
呼吸時に胸が痛む、または圧迫感を感じる場合、胸膜炎や心筋梗塞などの可能性があります。
痰に血が混じる場合、気管支が傷ついていたり、結核などの病気が隠れていることがあります。
意識がぼんやりする、反応が鈍くなる場合、低酸素血症などが原因で脳機能が低下していることが考えられます。
唇や爪が紫色になる場合は、血液中の酸素が不足しているサインです。
発熱や呼吸困難、咳などによって水分が失われ、脱水症状が起こることがあります。脱水症が進行すると、身体機能に影響を与えることがあります。
慢性疾患のある方や高齢者、乳幼児は気管支炎が重症化しやすいため、より注意が必要です。少しでも気になる症状があれば自己判断せず、すぐに医師へ相談しましょう。
気管支炎は、さまざまな要因で引き起こされます。主な要因は以下のとおりです。
インフルエンザウイルス、RSウイルス、コロナウイルスなどは、気管支炎の主なウイルス原因です。空気中の飛沫を介して感染したり、接触によって広がります。特に冬季に流行しやすく、免疫力が低下していると感染リスクが高まります。ウイルスによる気管支炎は、一般的に軽度から中等度で済むことが多いですが、高齢者や乳幼児、免疫力の低い人々にとっては重症化する場合があります。
インフルエンザ菌b型(Hib)、肺炎球菌、マイコプラズマ、クラミジアなどの細菌は、ウイルス感染後に二次的に発症することが多いです。ウイルスによって気道の粘膜が傷つくと、そこに細菌が感染しやすくなり、炎症を引き起こします。細菌感染が原因の場合、症状が長引くことがあり、抗生物質での治療が必要になることもあります。
大気汚染は気管支を刺激し、炎症を引き起こす原因となります。工場や車の排気ガスなどが多い場合、呼吸器に与える影響も大きいです。また、喫煙は慢性気管支炎のリスクを高め、長期的には気道の炎症を悪化させます。受動喫煙も同様に影響を及ぼします。
花粉、ハウスダスト、ダニなどのアレルゲンが気管支に入り込むと、炎症を引き起こすことがあります。特に季節の変わり目はアレルギー性の気管支炎が悪化しやすく、アレルギー反応によって気道が過敏になります。軽い風邪のような症状から、気管支炎に進行することもあるため注意が必要です。アレルゲンを避けたり、抗ヒスタミン薬を使用することで、症状の軽減につながります。
これらの要因が単独または組み合わさることで、気管支炎を引き起こします。例えば、ウイルス感染で免疫力が低下し、その後に細菌感染が加わると、気管支炎が悪化することがあります。生活習慣や環境を見直すことが、予防には重要です。
気管支炎の治療方法は急性と慢性で異なり、症状や重症度に応じて適切な治療法が選ばれます。
急性気管支炎は多くの場合、ウイルス感染が原因で、特別な治療を行わなくても自然に回復します。そのため、主に対症療法が行われます。具体的には、咳がひどい場合には咳止め薬、発熱には解熱鎮痛剤を使用します。急性気管支炎のほとんどはウイルス性なので、抗生物質は通常使用しません。細菌感染が疑われる場合にのみ、抗生物質が処方されることがあります。また、安静を保ち、水分を十分に摂ることが推奨されます。
慢性気管支炎は長期的な管理が必要で、薬物療法や生活習慣の改善が重要です。主な原因は喫煙ですが、他にも大気汚染や職業的な刺激物(粉塵や化学物質)が関与することがあります。治療の第一歩は禁煙です。加えて、健康的な食事や適度な運動が症状を悪化させないために役立ちます。症状に応じて、去痰薬や気管支拡張薬が処方されます。呼吸困難が強い場合、酸素療法が行われることもあります。また、呼吸リハビリテーションは、深呼吸や運動療法を通じて呼吸機能を改善し、息切れや呼吸困難の軽減に効果があります。
自分の症状に合った治療方法を選ぶことが大切です。急性気管支炎や慢性気管支炎、どちらの場合でも早期に適切な治療を受けることで症状の悪化を防ぎます。生活習慣の改善や医師との連携をしっかりと行い、健康的な生活を心がけることが、呼吸を守るための大きな一歩となります。
気管支炎などの症状でお悩みの場合、まずは内科を受診しましょう。たかはし内科クリニック自由が丘では、患者様の「自分らしい生き方」を支えるクリニックとして、一人ひとりに寄り添った診療を行っております。診療内容や症状などの疑問点・不明点についても丁寧にお答えいたします。自由が丘周辺で内科に関するご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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