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溶連菌感染症は感染症の一つで、飛沫や接触によって簡単に広がります。感染のリスクを避けるためにも、早期に症状に気づき、適切な治療を受けることが重要です。こちらでは、溶連菌感染症の特徴や主な症状、検査方法、治療方法などをご紹介いたします。自由が丘周辺で内科を受診したい方も参考にしていただければ幸いです。
溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌という細菌が原因の感染症です。飛沫感染や接触感染によって広がります。飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみ、つばを介して、接触感染は感染者が触れた物に触れることで起こります。
この病気は子供に多く見られますが、年齢に関係なく、誰でも感染する可能性があります。免疫力が低下している方や集団生活をしている方も、感染リスクが高い傾向です。
適切な治療を受ければ通常は問題なく治癒しますが、まれに合併症を引き起こすことがあるため、早期の診断と治療が重要です。
溶連菌感染症で見られる主な症状は次のとおりです。
溶連菌感染症の症状として、突然の高熱と激しい喉の痛みが挙げられます。喉の痛みの特徴は、まるで焼けるように感じるほどの痛みです。扁桃腺は赤く腫れて白い膿が付着したり、痛みによって飲み込みが難しくなったりします。発熱は38度以上に達し、悪寒や倦怠感を伴うことがあります。
風邪や他の感染症と似た症状が現れるため、自己判断せず、医療機関を受診することが重要です。特に高熱が続く場合は、早めに受診することをおすすめします。
感染後、1~2日で特徴的な赤い斑点が全身に現れます。皮膚が薄く、しわになりやすい首や脇の下、鼠径部(足の付け根)などの部分に多く見られます。顔にも発疹が現れることがありますが、口の周りは白っぽく見え、「口囲蒼白」と呼ばれます。発疹は触るとザラザラとした質感があり、イチゴの表面に似ていることから、「イチゴ舌」と呼ばれることもあります。発疹の現れ方には個人差があり、軽症の場合は発疹が見られないこともあります。
溶連菌感染症は喉の痛み、発熱、発疹に加えて、以下のような症状が現れることもあります。
これらの症状は他の病気でも見られます。そのため、溶連菌感染症かどうかは医師による診断が必要です。高熱が続く、嘔吐がひどい、意識が朦朧とする場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
溶連菌の潜伏期間は一般的に2~5日程度です。ただし、個人差があり、1週間ほどかかることもあれば、1日で現れることもあります。潜伏期間中は自覚症状がないため、感染に気づきにくく、他の人へ感染させるリスクが高くなります。感染経路は主に咳やくしゃみなどの飛沫感染や接触感染のため、家庭内での感染も広がりやすいです。
溶連菌感染症は、免疫力が低い乳幼児や高齢者では重症化しやすい傾向があります。周囲に感染者がいる場合は、手洗いやうがいを徹底し、人が集まる場所を避けるなど、感染予防に努めることが大切です。
溶連菌感染症の検査方法には、主に迅速検査や培養検査があります。
迅速検査は簡便で、数分で結果がわかります。検査方法は、綿棒で喉の奥をこすり、検体を採取して行います。結果が速く得られるものの、感度がやや低いという欠点も持ち合わせています。そのため、陰性結果が出た場合でも、症状が強いときはさらに別の検査を行うことがあります。
培養検査は採取した検体を培養し、溶連菌の有無を確認します。感度が高く、確定診断に使用されます。検査結果が出るまで1~2日かかります。迅速検査で陰性だった場合や、迅速検査で陽性でも症状が重い場合などに実施されます。
これらの検査は医療機関で受けることができます。強い喉の痛みや高熱(38度以上)、発疹など、溶連菌感染症が疑われる症状がある場合は医療機関を受診し、適切な検査を受けましょう。
溶連菌感染症は細菌感染症のため、抗生物質による治療が基本となります。適切な抗生物質を服用することで、症状の改善や合併症の予防が期待できます。
溶連菌感染症の治療には、抗生物質が使用されます。抗生物質にはさまざまな種類がありますが、溶連菌感染症にはペニシリン系抗生物質が第一選択薬として用いられます。ペニシリン系抗生物質にアレルギーがある場合、セフェム系やマクロライド系抗生物質が代替として使用されます。また、解熱鎮痛剤などの対症療法薬は、発熱や喉の痛みなどの症状緩和に用いられます。服用期間は通常10日間で、症状や年齢、重症度によって調整されます。
症状が軽くなっても自己判断で服用を中止せず、指示に従って服薬を続けましょう。抗生物質を途中で中止すると、再発のリスクや合併症の可能性が高まる懸念があります。そのため、医師の指示通りに薬を最後まで服用することが大切です。
溶連菌感染症の治療には抗生物質の内服に加えて、ご家庭でのケアも重要です。症状の緩和や感染拡大の防止に努めましょう。安静にして十分な水分補給を行い、栄養のある食事を摂ることで回復を助けます。特に、うがい薬の使用やこまめな手洗いは、細菌の拡散を防ぐ効果があります。周囲への感染を防ぐため、タオルや食器の共有を避け、適切な衛生管理を徹底することも大切です。
これらのケアを徹底することで、早期の回復と感染拡大の防止が期待できます。
自然に治る症状もあれば、医療機関での治療が必要な症状もあります。何かしらの不調でお悩みの際は、早めに内科を受診しましょう。たかはし内科クリニック自由が丘では、一人ひとりの「思い」に寄り添った治療を心がけております。患者様の「自分らしい生き方」を一緒に考えながら、適切な治療方針を策定いたします。オンライン診療にも対応しているため、遠方の方や通院時間・待ち時間を節約したい方なども気軽にご利用いただけます。自由が丘周辺で内科を受診するなら、たかはし内科クリニック自由が丘をご利用ください。
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