コラム
COLUMN
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「喉の痛みや鼻づまりが風邪の症状かどうか判断したい」
「喉や鼻の症状から、風邪なのかインフルエンザなのか見分けたい」
「喉痛や鼻づまりへの対処法を知りたい」
「症状が重い場合の対応を知りたい」
喉や鼻に気になる症状が現れた場合、風邪によるものかを確認したいと考える方も多いのではないでしょうか。長引く風邪は日常生活に様々な影響を及ぼしかねません。十分な睡眠や休養、保温・加湿、栄養・水分補給といった基本的なケアに加えて、医療機関での処方薬や医師からのアドバイスをもとに行動しましょう。
田園調布エリアで内科をお探しの方に向けて、風邪の症状、喉の痛みや鼻づまりの原因などの情報をご紹介いたします。
風邪はウイルス感染により発症する上気道感染症です。主な症状には以下のようなものがあります。
症状には個人差があり、全ての症状が現れるわけではありません。その中でも、喉の痛みと鼻づまりは非常に多くの方に見られる典型的な風邪症状です。発症から2~3日経つと症状はピークを迎え、徐々に改善へと向かいます。一般的に症状が続く期間は1週間前後ですが、個人差があります。
風邪は、主にライノウイルス、アデノウイルス、RSウイルスなどが原因で引き起こされます。飛沫感染や接触感染によって、ウイルスは人から人へと広がります。このウイルスが鼻や喉の粘膜に入り込むことで、炎症を引き起こします。その結果、鼻水や鼻づまり、喉の痛みなどの症状が現れるのです。ウイルスの種類によって症状の強さや感染経路は異なりますが、基本的には感冒症状が出現します。
風邪に伴う喉の痛みは、喉の粘膜が炎症を起こしているためです。ウイルスに感染すると、喉の粘膜が刺激を受けて腫れ上がります。この腫れた粘膜が痛みの原因となっています。通常、喉の粘膜は絶えず粘液を分泌しており、喉を湿らせて保護する役割を果たしています。しかし、炎症が起きると過剰な粘液が出るようになり、かえって喉を刺激しているのです。
風邪による喉の痛みを和らげる対処法としては、以下のようなものが挙げられます。
喉の粘膜をうるおすためにも、こまめな水分補給が大切です。水やお茶、スポーツドリンク、お湯割りなどが適しています。
喉にうるおいを与える喉飴や、部屋の加湿も喉の痛みを和らげるのに効果的です。
うがい薬には、粘膜の炎症を鎮める働きがあります。
体調を改善するには、十分な休息をとることも大切です。無理のない範囲で静養に努めましょう。
このように、様々な方法を組み合わせることで、喉の痛みを和らげることができます。症状に合わせて上手に対処しましょう。
風邪による鼻づまりは、鼻腔内の粘膜が腫れ上がることで起こります。ウイルス感染により、鼻粘膜に炎症が生じ、粘膜が腫れて鼻の通り道が狭くなるのです。鼻づまりが続くと呼吸が困難になるだけでなく、鼻を頻繁にかむことで副鼻腔炎を引き起こすおそれもあります。そのため、鼻づまりの対処は重要です。
風邪による鼻づまりの対処には、いくつかの方法があります。まず、鼻うがいが効果的です。生理食塩水やうがい薬で鼻洗浄を行うことで、鼻粘膜の腫れを改善できます。また、鼻炎スプレーもおすすめです。血管収縮作用のある点鼻薬を使用すると、鼻粘膜の腫れが改善されます。ただし、長期使用は避けましょう。鼻腔拡張剤は、鼻腔を開通させる働きがあります。症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
風邪の治療は、主に症状を和らげることを目的とした対症療法が中心となります。
発熱や体の痛みなどの症状に対しては、解熱鎮痛剤が処方されます。アセトアミノフェンやイブプロフェン、アスピリンなどが代表的です。
鼻水や鼻づまり、咳など、風邪の様々な症状に対して、複数の有効成分が配合された総合感冒薬も処方されます。
このように、症状に応じた対症療法が風邪の治療の中心となります。ただし、体力の消耗や合併症に注意が必要なため、症状が改善しない場合は早めに医師に相談しましょう。
風邪の症状が続く場合は、合併症を引き起こすリスクがあります。
風邪のウイルスが気管支を伝って肺に到達し、肺の組織に炎症を起こすことで発症します。強く咳き込む状態が続く、37.5度以上の発熱が続く、呼吸困難などの症状が見られます。
鼻すすりや鼻づまりが長引くと、副鼻腔に細菌が入り込み、副鼻腔炎を引き起こします。頭痛や顔面の痛み、鼻水の色が変わるなどの症状があります。
このような合併症が疑われる場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。適切な治療を受けないと症状が悪化するおそれがあります。
風邪の予防には、以下の対策が有効です。
石けんと流水で30秒以上、丁寧に手を洗うことが大切です。手洗いは、ウイルスの付着した手で目や鼻、口を触れた際に感染するリスクを下げます。
咳やくしゃみの飛沫から感染するリスクを減らす場合、マスクを着用することも一つの方法です。自分自身はもちろん、周りへの感染予防にもつながります。
疲れた体は免疫力が低下し、風邪にかかりやすくなります。規則正しい生活リズムと、ストレス解消により体力を維持することが大切です。
このように、手洗い、マスク着用、十分な休息を心がけることで風邪の予防につながります。
風邪の症状が強く出る場合や合併症が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。以下のような症状が見られる場合は、受診を検討しましょう。
これらは、肺炎や耳炎、副鼻腔炎などの合併症が疑われる症状です。重症化すると、入院治療が必要になることもあります。早期発見・早期治療が重要なので、かかりつけ医や近隣の医療機関を受診しましょう。
風邪の症状は、他の病気の初期症状と似ている部分が多いです。そのため、「風邪だと思っていたら別の病気だった…」というケースも少なくありません。判断が難しい症状もあることから、悪化しないうちに医療機関を受診することは重要なポイントです。
たかはし内科クリニック自由が丘は、地域のかかりつけ医として風邪・花粉症・頭痛・咳・息切れ・便秘・不眠など、様々な症状に対応しております。丁寧な問診や診察、検査を通して、病気の早期発見に努めます。また、オンライン診療もご案内しており、「症状がつらくて起き上がれない…」「待ち時間や移動の負担を減らしたい」といった場合も無理なく受診できます。
田園調布エリアで体の不調を改善したいとお考えの際は、患者様の「自分らしい生き方」を一緒に考えるたかはし内科クリニック自由が丘まで、お気軽にお問い合わせください。
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