コラム
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糖尿病が進行すると網膜症や腎症、神経障害、動脈硬化などの合併症を引き起こしやすくなります。生活習慣病が気になる場合は、クリニックで早期に診療・検査・治療を行うことが大切です。
田園調布エリア、自由が丘駅近くにあるたかはし内科クリニック自由が丘では、外来のWeb予約が可能でスマートフォン問診のシステムを導入しております。来院前に問診を済ませていただくことで、待合室で改めて問診する必要を減らせますので、ぜひご活用ください。
糖尿病を放置していると、様々な合併症のリスクが高まります。合併症によって日常生活が困難になることもあるため、注意が必要です。以下で、糖尿病の合併症について詳しく解説します。
目の網膜にある毛細血管に異常が起きる病気です。初期の段階では血管の血流が途絶えたり、拡張したりといったことが起きますが、自覚症状はほとんどありません。末期になると血流が完全に滞り、新たな毛細血管が発生します。新たにできた血管が原因となって網膜に出血が起きるほか、網膜が剥がれ、視力の低下もしくは視野が狭くなるといった症状が出てきます。
糖尿病になることで、腎臓内にある毛細血管に異常が起きる病気です。腎臓は、血中の老廃物を尿として排出し、血液を正常に保つために欠かせない臓器として知られています。血液をきれいにする役割は腎臓内の血管が担っており、血管に異常が起きることで老廃物を排出する働きが弱まります。初期の段階ではタンパク質の量を制限した食事や血圧を下げる薬で対処しますが、症状が進行した場合は透析療法を行うのが基本です。
体内の神経に障害が起きる病気です。糖尿病によって毛細血管の血流が滞ると、神経細胞にも十分な血液を送ることができなくなり、自律神経の異常につながります。手足の痺れや痛みが起き、症状が進行すると痛みで眠れなかったり、気持ちが落ち込んでやる気がなくなったりといった事態に陥ります。また、胃腸の働きが乱れるために便秘や下痢が起きやすくなるほか、食事をした時に消化機能がうまく働かなくなることもあります。さらに、血圧を正常にコントロールできなくなり立ちくらみを起こす、低血糖の状態を自覚できなくなる、排尿に問題が起こるなど、様々な症状が発生します。
糖尿病が進行すると、毛細血管だけでなく太い血管にも異常が起き、動脈硬化になるリスクが高まります。動脈硬化は血管を詰まらせ、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす原因になります。足元の動脈硬化が進んだ場合は、歩くことが難しくなったり、足の皮膚組織が腐敗する壊疽が起きたりといったことも考えられます。動脈硬化は、糖尿病だけでなく脂質異常症や高血圧なども要因となるため、ほかの疾患も考慮した上で生活習慣を改善する必要があります。糖尿病以外にも生活習慣病のリスクがある場合は、医師の指示に従い、体調管理を行ってください。
糖尿病は免疫力の低下にもつながり、感染症を発症しやすくなる場合もあります。インフルエンザや肺炎など、感染性の高い病気には要注意です。
合併症を引き起こすと完治させるのは難しいため、糖尿病と診断されたら予防対策が必要です。医師の指示のもと血糖値のコントロールを行い、進行を遅らせることで合併症のリスクを下げられます。
糖尿病が進行すると、様々な合併症のリスクが高まることを解説しました。
医師の指導のもと血糖値をコントロールしていれば、糖尿病の進行を抑え、合併症のリスクを下げることができます。
たかはし内科クリニック自由が丘では、糖尿病をはじめ、高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・睡眠時無呼吸症候群など生活習慣病の診療を行っております。
体重の増加を抑制し、心不全や慢性腎臓病の発症リスクを下げることが分かっているSGLT-2阻害薬・GLP1受容体作動薬や、脳梗塞や心筋梗塞の発症を予防することがわかっているスタチンという薬など、糖尿病の治療で必要な薬についても丁寧に指導いたします。
「糖尿病の診断を受け、薬による治療と平行して血糖値コントロールや生活習慣の改善を行いたい」「合併症のリスクについて正しく理解して、積極的に治療に励みたい」という方を、専門的な立場からサポートいたします。外来のWeb予約をご用意しておりますのでお気軽にご予約ください。
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